公開日 2022年01月20日(Thu)
課題研究発表会が行われました。3年生は2年間を通しての研究の成果を発表し,2年生は1年前から始まった研究の中間報告を行いました。
2年生の畜産班では,本校で飼育している黒豚を使用した加工品の開発中間報告と,以前最優秀賞に輝いた「ぎゅっ牛っといっぱい」の開発秘話について発表しました。
2年生の野菜班では,商品開発を行うまでのアイデアをだして,トマトを使用した企業とのタイアップの途中経過について発表しました。
2年生の果樹班では,「南国じゃないのにパパイヤ」ということでパパイヤの生産と商品開発について,途中経過を発表しました。
各班,面白いアイディアが多く,来年度の完成が楽しみです。今後の研究に期待したいと思います。
3年生の果樹班は,2個の研究成果を発表しました。上の写真はその一つの「川畑みかん復活プロジェクト」になります。4年前から行っている研究になります。木が育つまで時間がかかるため,まだ,完成ではありません。復刻のため,研究を閉ざすことなく頑張っていって欲しいです。
果樹班のもう一つの研究は,11月に完成した「みかんジャムの商品開発」になります。紆余曲折した場面や自分たちが考えたとおりに行かなく,挫折しそうになったこともありましたが,学校を代表するような商品の一つになりました。
3年生の畜産は,「三味のそぼろ」の商品開発について発表を行いました。「売れ残ってしまう豚肉に再び価値を」をコンセプトに商品開発しました。研究途中では,カップヌードルちょい足しレシピとしてテレビで紹介されるなど満足いく商品になりました。
3年生野菜班は,本校卒業生の福元さんが経営されている「福元農園のカブを使用した商品開発」について発表を行いました。農家さんの廃棄野菜をプロデュースということで始まった商品開発。スープやピクルスなど様々に施策を行い,最終的にはコンセプトに沿って「赤カブのドレッシング」になりました。めずらしいドレッシングなので,今後の農家さんの手助けになれれば良いなと思います。
2,3年生が様々な研究発表を行ってくれました。今後も様々なプロデュースができるように頑張っていきましょう。