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2020年6月

  • 2020年06月30日(火)

    1人1人の技術の先に・・・

     福祉の世界では,介護技術の甲子園と呼ばれる「介護技術コンテスト」通称「介コン」が7月3日(金)に行われます。今年度は,残念ながら新型コロナウイルス感染症発生の影響で,九州大会や全国大会が中止となりました。

     3年生にとっては自分たちの技術を披露する数少ない場であり,この「校内介コン」での優勝を目指して,3年生は日々練習を重ねています。そして,2年生も先輩方に負けじと練習に燃えています。

     生徒1人1人が,授業で学んだ知識や技術を活かして,安全で安楽な介護技術を提供しようと頑張っています。

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    ↑ 2年生も先輩方に負けないように練習に励んでいます。

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    ↑ 言葉掛けを丁寧に行い,歩行介助を行っています。

  • 2020年06月29日(月)

    今年も ドラゴンフルーツ が開花しました

     本校の果樹園では,ドラゴンフルーツを栽培しています。試験栽培をはじめて三年,「今年こそは実をたくさんつけてほしい・・・」そんな願いを込めて 大切に育て,ガラス温室で越冬した ドラゴンフルーツ を ,今年の5月果樹園に移しました。ドラゴンフルーツの花は,月下美人に似て1夜限りしか咲きません。果樹担当の西山一志先生が,毎朝開花の様子を観察していました。立派な実になるのが今から楽しみです。

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    ↑ こちらがドラゴンフルーツの鉢,どこに花があるかわかりますか?

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    ↑ 1夜しか咲かない儚さが,さらに美しさを際立てているような気がしますね。

    別の鉢ももう少しで開花しそうです。

  • 2020年06月26日(金)

    今年も「田植え実習」を行いました。

     今年度の田植えに挑戦したのは,実習が大好きな食農プロデュース科1年生です。この田植え実習は,「農業と環境」の授業で行いました。足下が不安定な田んぼの中で,泥にまみれながら手植えを行いました。今から,秋の収穫の時期が待ち遠しいです。

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    ↑ 生徒の皆さんが,丁寧に植えていきます。周りの人たちと列を揃えるのは苦労しました。

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    ↑ 機械を使っての田植えに挑戦しているのは食農プロデュース科1年森田光晴くん。まっすぐ植えられたかな?横から農業基礎担当の中村先生にご指導いただきました。

  • 2020年06月25日(木)

    期末考査が始まりました

     本日より,1学期学習の締めくくりとなる学期末考査が始まりました。日ごろの学習の成果を存分に発揮してほしいと思います。

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    ↑ 1時間目,食農プロデュース科2年生。空欄が無いように,最後まであきらめずに解答してほしいです。

  • 2020年06月24日(水)

    生活福祉科3年生 感謝の花束リレー

     生活福祉科3年生が,5月15(金)から6月11(木)までの4週間にわたる学内実習中や実習後の空き時間を使って,生徒達が自分たちの感謝の気持ちを折り紙の花束に込めて,お世話になった先生方に感謝の花束を届けました。

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    ↑ 松下校長先生に「感謝の花束」を届けました。

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    ↑ 生活福祉科3年生の皆さんと共に校長室にて プレゼンテーターは,大島 理久斗さん 

     日々の授業や介護実習で学んだ,周りの人や環境に「感謝」する気持ちを忘れず,今後の学校生活や将来に繋げていきます。

     次はどなたにこの「感謝の花束リレー」が届くのか楽しみにしていてください。

  • 2020年06月23日(火)

    らっきょうの調整

     加世田の特産といえば,砂丘らっきょうです。本校の食品工学科作物部門でも毎年らっきょうを栽培しています。食品工学科3年生が,総合実習の時間に収穫したらっきょうの調整を行いました。

     この後,このらっきょうたちは塩漬けになる予定です。

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    ↑ らっきょうの皮をむいているのは,食品工学科3年内司祐輔さん。終わりの見えない作業でしたが,頑張りました。

  • 2020年06月22日(月)

    豚みその歴史を追う

     先日,チューブ入り豚みその歴史を紐解いた食品工学科3年生の課題研究販売促進班は,豚みそ缶詰の歴史を紐解くために校長室を訪れました。校長室には,過去の卒業アルバムや文集などの文献がたくさん保管されていますが,なかなか豚みそに関する記述はなく,昭和45年の卒業アルバムに豚みそ製造の様子を記した写真が掲載されており,確認できる限り最古の豚みそ製造の記述でした。

     加工品について,昭和10年にはケチャップがすでに作られており,県の表彰を受けたようです。

     食品加工の歴史を追う活動はここで一旦区切りをつけて,本校加工品の歴史と伝統を守りつつ,今度は未来に向けて,商品開発に力を注ぎたいと思います。

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    ↑ 昭和30年代の卒業アルバムから読み返しています。食品工学科3年生鮫島百々子さん

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    ↑ 食品工学科3年内司俊輔くん。卒業アルバムだけでなく,文集を発見した販促班。必死に豚みそというワードを探しますが,誰も豚みそについて話していませんでした。見逃してしまったのでしょうか・・・。

  • 2020年06月19日(金)

    発芽率の差の原因を究明せよ!

     食農プロデュース科2年の果樹専攻班では,川畑ミカン復活プロジェクトに取り組んでいます。接ぎ木用の台木として利用するためのサワーポメロを播種して2か月,播種した人によって発芽に差が出ました。なぜ,発芽に差がでたのか考察しながら次の播種を行いました。

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    ↑ メンバーの中で最も発芽率の高かったのは食農プロデュース科2年藤田海斗君。

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    ↑ 食農プロデュース科2年出田楓磨君は,土の深さや種の向きなどいくつかの条件を設定して播種しました。発芽にどのように影響するのか今から結果が楽しみです。

     

  • 2020年06月18日(木)

    食を化学する ~甘酒づくりに挑戦!~

     食品工学科3年生,「微生物利用」の授業で甘酒づくりに挑戦しました。高校生にとってはあまり馴染みのないものですが,生徒たちも「飲む点滴」ともいわれる甘酒に興味津々の様子でした。

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    ↑ 米麹とお湯を混ぜている食品工学科3年松元大智さん

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    ↑ カップに分けたものは,インキュベーター(定温器)で明日の朝まで発酵させます。食品工学科3年内司俊輔さんが真剣に楽しんでいます!

     ノンアルコールである甘酒は,砂糖を一切使用しないのに,なぜあのようにに甘いのか。常潤高校では,常に,食を化学しています。

     

     

  • 2020年06月17日(水)

    チューブ豚みその歴史を追え!

     本校の加工製品として,多くの方々にご愛用いただいているチューブ入り豚みそは,15年以上前に開発されました。現在,スタンドパウチ型の豚みそへのパッケージ変更を行うと同時に,常潤高校農産物・加工品全体をひとつのブランドとして統合するために,食品工学科3年生は奮闘しています。

     販売促進班では,デザイナーさんから豚みその歴史を聞かれ,後輩たちへ引き継ぐブランドに込めるべき伝統とは何かを,考えるために豚みその歴史を紐解くことになり,当時を知る方々に話を伺うことになりました。

     現在本校教頭の前田先生や鶴翔高校の武田先生は開発当時の本校を知っておられ,話を伺うことでチューブ豚みそ開発の歴史は紐解かれました。しかし,缶詰の豚みそのルーツは難航しています。常潤高校の紡いできた歴史の長さを感じました。

     

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    ↑ チューブ入り豚みその開発当時を知る,鶴翔高校の武田先生と電話会議をしている食品工学科3年元山翔君。直接会ってお話を伺うのも緊張しますが,テレビ通話での会議はまた違った緊張感があります。

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    ↑ 前回,教頭先生から伺った内容をまとめているのは,食品工学科3年生課題研究全体を仕切る「プロジェクトリーダー」内司俊輔くん。販売促進班に在籍しながら製造班・分析班のことまでしっかり把握しプロジェクトを進行していきます。

  • 2020年06月16日(火)

    ベーコンができました!!(完成編)

     今年度初のベーコンが,乾燥・くん煙を経て完成しました。昨日の試食ではしょっぱくて出来上がりが不安でしたが,完成品を試食してみるとスモークの香りが食欲をそそり,とてもおいしく仕上がりました。

     南さつま市にこだわった原材料を使用して,常潤生が,心を込めて製造し,心を添えて皆さんにお届けします!豚肉は,もちろん常潤生が育てた「黒豚」,塩は,坊津の「坊津の華」,桜のチップで燻しています。アンテナショップ等に出品する日も近いと思います。乞うご期待!

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    ↑ 完成したベーコンの断面です。色鮮やかでおいしそう~!

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    ↑ 試食しました。ご飯がほしくなるなぁ~。

  • 2020年06月15日(月)

    初めてのベーコン製造(乾燥編)

     食農プロデュース科1年生の食品製造の授業では,先週月曜日(6/8)から塩析していた豚肉を塩抜きし,乾燥機にいれました。燻煙後,2年生がパック詰めすると完成です!

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    ↑ 塩抜きした豚肉を焼いて味見をしています。食農プロデュース科1年川畑優里亜さん。

    みんな1回目は「しょっぱい!」,乾燥・燻煙するとさらに味が濃くなるので,まだ塩抜きが足りなかったようです

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    ↑ 乾燥機にいれて一晩おきます。明日にはおいしいベーコンが完成していると思うとわくわくする1年生のみなさん,完成品をはやく試食したいようです。

  • 2020年06月12日(金)

    科目「食品製造」で初めてのベーコン製造(塩析編)

      昨年度の文化祭でも大人気だったベーコン。

    食農プロデュース科1年生は食品製造の授業で,初めてのベーコンづくりに挑戦しました。

    今回は,大きな豚肉に塩やスパイスなどの材料を刷り込み,真空包装して1週間置きます。

    隙間にまでしっかり塩をもみこむのは思いのほか大変です。

    次回は塩抜きをして乾燥の工程です。

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    ↑材料を計量する食農プロデュース科1年仮山咲也さん

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    ↑計量して混ぜ合わせた材料を豚肉の隅々にまでもみこむ食農プロデュース科1年和志武龍羽さん

  • 2020年06月11日(木)

    生活福祉科3年 学内実習 終幕

     今日で,20日間にわたる学内実習が終わりました。開始当初はどのような実習になるか,不安でいっぱいでしたが,病気や体調不良で休むことなく,無事実習を終えることができました。多くの先生方にご指導を頂き,充実した実習となりました。

     20日間ありがとうございました。

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    ↑ 松下浩子校長より賞賛され,生徒達も少し自信がついたようでした。

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    ↑ 生徒1人1人が実習を振り返り,今後の学校生活に活かしていく決意を述べました。

  • 2020年06月10日(水)

    シフォンケーキ作り

     食農プロデュース科の2年生が,シフォンケーキ作りに挑戦しました。完成したシフォンケーキは,本日の中高連絡会に出席された中学校の先生方に試食していただきました。

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    ↑ 卵黄と卵白を分ける食農プロデュース科2年藤田海斗君

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    ↑ 生地を型に流し込む食農プロデュース科2年原田凌嘉君。「あ,こぼれちゃった・・・」食材はいつも,丁寧に扱うことが大切です。

  • 2020年06月09日(火)

    面接練習,始まる。

     進路実現に向けた面接練習が始まりました。本来なら4月に第1回目を実施予定でしたが,臨時休業のため実施できず今回が初めての練習になります。

     進路選択については不安も大きいですが,今できるをしっかりとこなすしかありません。

     今日は,しっかりと先生方の質問に答えることができました。

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    ↑ 進路指導部の先生方からの質問に答える3年生。初めての模擬面接で緊張しましたが,しっかりと答えることができました。

  • 2020年06月08日(月)

    生活福祉科3年生 学内実習(口腔鼻腔内喀痰吸引)

     学内実習も今週で最終週となりました。最後まで体調管理に気をつけ,クラス一丸となって頑張ってほしいと思います。

    実習期間,何度も様々な実技練習に取り組んできました。喀痰吸引もその1つですが,生徒達は命に関わる大切な仕事の1つとして,真剣に取り組んでいます。

    まだまだ,分からないことや手順の覚え間違いなどありますが,仲間と確認し合いながら協力して乗り越えています。

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    ↑ 記録や手順の確認をしながら,協力して喀痰吸引実習に取り組んでいます。

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    ↑ 人形相手ですが,見つめる先にはいつも利用者さんの命があります。

  • 2020年06月05日(金)

    ひさびさのカレー製造

     食品工学科3年生と有機生産科3年生の食品製造選択者2名でカレーの製造を行いました。本校のカレーは甘口で,小さいお子様から年配の方まで幅広い世代に食べていただけるように作られています。販売会等で見かけたらぜひ手に取っていただけたらと思います。

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    ↑ 材料を混ぜてカレールーを作っているのは食品工学科3年川畑海斗くん

    徳之島の純黒糖や小豆島のオリーブオイルなど,原料にこだわって作られています。

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    ↑ 充填機でルーを充填しているのは,食品工学科3年今村海斗くん。

     

  • 2020年06月04日(木)

    黒豚をプロデュース!

     食農プロデュース科畜産班の3人が,本校の黒豚を使った商品開発に取り組んでおり,今回はハンバーグづくりに挑戦しました。

     はたしてハンバーグは採用されるのか? それはまだわかりませんが,畜産班の商品開発は始まったばかりです! 『 乞うご期待 !』

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    ↑ 材料を調整しています。お肉の大好きな食品加工担当の牧原先生は「ハンバーグの商品開発は大変だぞ・・・」と弱腰です。

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    ↑ 完成したハンバーグを試食する食農プロデュース科2年生畜産専攻の生徒たち。初めての試作にしては上出来かな?

  • 2020年06月03日(水)

    川畑ミカン復活へ向けて~食農プロデュース科への継承~

     みなさんは川畑ミカンをご存知でしょうか。かつて加世田の川畑地区で親しまれたミカンの一種です。昔は多くの家庭の庭先に植わっていた川畑ミカン。しかし,現在川畑ミカンは消滅しようとしています。そこで,本校有機生産科の果樹班は川畑ミカン復活に向けたプロジェクトに取り組んでいます。

     昨年度,新設された食農プロデュース科の1期生が,今年度2学年となり,各専攻に分かれました。有機生産科3年生・食農プロデュース科2年生の果樹班(計8名)の生徒により川畑みかん復活プロジェクトは進行中です。

     果樹担当の西山先生は「これは10年プロジェクトだ!」といいます。

     プロジェクトは今年で3年目。先輩方から受け継いだプロジェクトを川畑みかん復活の日までつなげていきたいです。

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    ↑ 先輩方の研究で,川畑ミカンは種子繁殖が難しいことがわかりました。そこで,サワーポメロを台木にするべく昨年の先輩方が植えたサワーポメロ。大きくするために畑に移植しました。

    サワーポメロを移植する食農プロデュース科2年木場直樹くん

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    ↑ 先日,来年のために播種したサワーポメロ。自分がまいた種が発芽しているかを確認する食農プロデュース科2年藤田海斗くん

  • 2020年06月02日(火)

    枕崎中学校1年生による農業体験学習

      枕崎中学校より1年生(61名)の皆さんが,農業体験学習を行いました。農場の各部門に分かれ,キャラメル作りやジャム作り,牛のお世話や野菜・果樹の糖度測定など,様々な内容を体験しました。 20200602_104350

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    ↑ 【牛のブラッシング体験】有機生産科3年生の指導のもと,牛のお世話をしました。

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    ↑ 【手作りスィーツ~ブルーベリージャム作り~】食農プロデュース科2年生とブルーベリージャムづくりに挑戦しました。意外と簡単です! お家に帰ったらまた作ってください。

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    ↑【そばうち体験】食農プロデュース科2年生とそばうちを体験しました。本校生,構えは本物の職人です!

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    ↑【集卵からパック詰め】上松教諭からパック詰めの手順を学びます。とがっている方を下にするにも意味があります。スーパーの卵売り場で見る視点が変わりますね!

     今回,畜産部門では生まれたばかりのおす牛の名前も考えたそうです。2年後の中学3年生の進路選択時に,ぜひ常潤高校を選択してください。常潤高校ならではの楽しい学びをともに深めましょう!枕崎中学校の1年生の皆さん,引率の先生方,ありがとうございました。

  • 2020年06月01日(月)

    南さつま市 本坊輝雄市長から激励の横断幕

     5月29日(金),南さつま市の本坊輝雄市長から,本校生に激励の横断幕が,寄贈されました。

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    写真上:正門横のフェンスに設置した,本坊市長から寄贈していただいた横断幕

     臨時休業等で,予定通り学習が進んでいないことを案じて,本坊市長が市内の高校生に熱いメッセージを届けてくださいました。常潤生は,市長の期待に応えるよう,「チーム常潤」で夢に向かって,邁進します。いつも私たちに心を寄せてくださっていることに感謝します。本当にありがとうございました。

     

  • 2020年06月01日(月)

    有機生産科3年生 ジャムづくりに挑戦

      有機生産科3年生のうち2名の生徒は,「食品製造」の授業を選択しています。

    本校のジャム製品はいちごジャムがありますが,今回はブルーベリージャムの製造に挑戦。

    ブルーベリーは,学校の圃場で自然農法で栽培されたブルーベリーを利用しました。初めてのジャム製造,全力で楽しみました。

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    ↑こげないようにしっかりと混ぜる有機生産科3年北原暉大さんと砂糖を入れる濱畑司さん

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    ↑糖度を計測する濱畑司さん。糖度が50を超えれば完成です。

     有機生産科は,今年度で最後の学びとなりますが,本校の強みを生かして,今後も深い学びで”真剣に,楽しみます!”