公開日 2022年03月16日(Wed)
食農プロデュース科1年生が、スマート農業の理解を深めるため、
南九州市川辺町の「農事組合法人 土里夢たかた」で視察研修を行いました。
スマート農業を活用した農業に取り組み始めたいきさつや、
組合法人での営農についての講義を受けた後、
生徒全員がGPS制御で動く「自動操舵トラクタ」での
耕うん作業を体験しました。
トラクタ自体、初めて乗る生徒ばかりで緊張していましたが、
オペレーターの皆さんの優しく丁寧な説明で、
安心して体験することができました。
土里夢たかたの事務所での講義。とても分かりやすい講義でした。
乗車前にトラクタ仕組みについて説明を受けています。
自動操舵のおかげで、ハンドルを操作しなくてもまっすぐに耕うん出来ています。
キャビン内も思ったより広く、快適な車内でした。
通常、トラクタでの耕うん作業は、作業状況の確認をしながら、
畑の起伏に応じた細かいハンドル操作が要求されることから、
熟練の技術が必要と言われています。
自動操舵トラクタやロボットトラクタは、
トラクタ操作に慣れない人でも、熟練の運転者と同等の作業ができることから、
労力の軽減や作業効率を高めることができます。
今回の研修で、生徒たちは
「農業の先端技術に触れることができて感動した」
「農業は大変というイメージが無くなる技術だと思った」
と感想を述べていました。
今後も、地域と連携した農業教育に取り組んでいきます。